bsd_comp.o)
Load command:
/sbin/modprobe bsd_comp.o
モジュールパラメータなし
ppp.o に依存
slhc.o)TCP パケットの圧縮・展開ルーチン(低速シリアル回線用)です。
SLIP、PPP(ISDN-PPP も含む)プロトコルに必要です。
Load command:
/sbin/modprobe slhc.o
モジュールパラメータなし
8390.o)8390 ベースのイーサネットアダプタ用の、チップ依存コードです。これ単体
ではドライバとしての機能は持たず、ne.o、wd.o、3c503.o 等のボード
依存コードと組み合わせて使わねばなりません。
Load command:
/sbin/modprobe 8390.o
モジュールパラメータなし
dummy.o)本質的には、IP アドレスを変更できる、ビットバケットデバイスです。この デバイスに送信したデータは単に破棄されます。主な利用方法は、ローカルプ ログラムに対して、無効になっている SLIP アドレスを実際のアドレスだと思 わせることです。
Load command:
/sbin/modprobe dummy.o
モジュールパラメータなし
eql.o)他のコンピュータへのシリアル接続が 2 つあり(ふつうモデムと電話回線がそ れぞれ 2 つ必要)、SLIP (電話回線用インターネット接続プロトコル) や PPP (SLIP の改良版) で接続されている場合、このドライバを使えば、2 つの回線 を、まとめて 1 つの倍速接続として使用できます。
Load command:
/sbin/modprobe eql.o
モジュールパラメータなし
dlci.o)フレームリレープロトコルのサポートです。フレームリレーというは、高速で
低価格に、インターネットアクセスプロバイダに接続したり、プライベートワ
イドエリアネットワークを構成したりする方法です。あなたの Linux マシンか
らローカル「スイッチ(フレームリレーへのエントリーポイント)」への物理的
な単一の回線は、フレームリレーネットワークへ接続された他のコンピュータ
へ、複数の論理 point-to-point 接続をすることができます。もっと一般的な
プロトコルの説明は、WWW 上の
http://frame-relay.indiana.edu/4000/4000index.html を参照して
ください。フレームリレーを使うために必要なのは、サポートしているハード
ウェア (FRAD) と net-tools パッケージに含まれているプログラムです。
Documentation/networking/framerelay.txt に説明があります。
Load command:
/sbin/modprobe dlci.o
モジュールパラメータなし
sdla.o)Sangoma S502A、S502E、S508 フレームリレーアクセスデバイスのドライバです。
これらはマルチプロトコルカードですが、現時点ではフレームリレー機能だけ
がサポートされています。
Documentation/networking/framerelay.txt を参照してください。
Load command:
/sbin/modprobe sdla.o
モジュールパラメータなし
dlci.o に依存
plip.o)PLIP (Parallel Line Internet Protocol) は、2 台(ごくまれに 3 台以上)の
ローカルマシンを使用して、小規模なネットワークを構築するのに使われます。
パラレルポート(25 個の穴があるコネクタdrivers/net/README?.plip を参照のこと。ケーブルの最大長は 15m
です。片方が DOS/Windows マシンでも、PLIP ソフトウェアが入っていれば、
うまく働きます。PLIP ソフトウェアとしては、Crynwr PLIP packet driver
(http://sunsite.cnam.fr/packages/Telnet/PC/msdos/misc/pktdrvr.txt)
http://sunsite.cnam.fr/packages/Telnet/PC/msdos/misc/pktdrvr.txt
と winsock もしくは NCSA telnet を挙げておきます。
Load command:
/sbin/modprobe plip.o io=0x378 irq=7
io = 0
irq = 0 (デフォルトでは、ポート 0x3bc に対して IRQ 5、
ポート 0x378 に対して IRQ 7、
ポート 0x278 に対して IRQ 2 を使用)
(自動認識するポート: 0x278、0x378、0x3bc)
ppp.o)PPP を利用するためには、pppd と呼ばれるプログラムが必要です。pppd につ
いては、Documentation/networking/ppp.txt や、
sunsite.unc.edu:/pub/Linux/docs/HOWTO にある PPP-HOWTO に書い
てあります。[訳注:PPP-HOWTO の邦訳は
http://jf.linux.or.jp/JF/JF.html の下にあります]
Load command:
/sbin/modprobe ppp.o
モジュールパラメータなし
slhc.o に依存
serial.o にも依存するが、自動的にはロードされないため、
serial.o を手動でロードしなければならない。
slip.o)SLIP (Serial Line Internet Protocol) は、電話回線やシリアルケーブル(ヌ ルモデム)を通して、インターネット通信をするために使われます。
Load command:
/sbin/modprobe slip.o
slip_maxdev = 256 デフォルト値。slip.h の SL_NRUNIT より。
slhc.o に依存
serial.o にも依存するが、自動的にはロードされないため、
serial.o を手動でロードしなければならない。
baycom.o)シリアルインターフェースやパラレルインターフェースに接続された、Baycom
型のシンプルなアマチュア無線モデム用のドライバです。ser12 や par96 をサ
ポートしています。ドライバを設定するには、
http://www.ife.ee.ethz.ch/~sailer/ham/ham.html#lnxbay にある
setbaycom ユーティリティを使います。モデムの情報については
http://www.baycom.de と drivers/char/README.baycom を
参照してください。
Load command:
/sbin/modprobe baycom.o modem=1 iobase=0x3f8 irq=4 options=1
major ドライバが使用するメジャーナンバー。デフォルトは 60。
modem 最初のチャンネルが使用するモデムの型。
1=ser12、2=par96/par97、その他の値は無効。
iobase ポートのベースアドレス。一般的は値は、ser12 は 0x3f8、
0x2f8、0x3e8、0x2e8 で、par96/par97 は 0x378、0x278、0x3bc。
irq ポートの割り込み番号。一般的な値は、ser12 は 3、4 で、
par96/par97 は 7。
options 0=ハードウェア DCD を使用、1=ソフトウェア DCD を使用。
strip.o)STRIP は MasquitoNet プロジェクト (http://mosquitonet.stanford.edu/) 用 に開発された、Metricom 無線機を使用してインターネット通信をする、無線プ ロトコルです。Metricom 無線機は、小さく、バッテリ駆動の、100kbit/秒 パ ケット無線トランシーバです。だいたいのサイズと重量は携帯電話ぐらいだと 思えばいいでしょう。(Metricom モデムと呼ばれるのを聞いたことがあるかも しれませんが、ここでは「モデム」という言葉は使いません。モデムとして使 えると思って電話回線に繋げてしまう人がいるからです。) シリアルポートが 付いている Linux マシンなら STRIP を使うことができますが、ラップトップ コンピュータを使っている人に最適ですね。
Load command:
/sbin/modprobe strip.o
モジュールパラメータなし
wavelan.o)これらは、イーサネットのような無線ネットワーク用のカードです。AT&T GIS と NCR WaveLAN カードがサポートされています。
Load command:
/sbin/modprobe wavelan.o
io = 0x390 (設定可能だが、変更はお勧めできない)
irq = 0 (変更しても動作保証しない)
wic.o)WIC パラレルポート無線ブリッジのサポート
Load command:
/sbin/modprobe wic.o
wic0、wic1、wic2 というデバイスを、
対応する lp? ポートに関連付けるようだ。
scc.o)これらのカードは、他のコンピュータと接続するために、Linux マシンとアマ
チュア無線機を接続するために使われます。使用したい場合は、
Documentation/networking/z8530drv.txt と HAM-HOWTO を読んでく
ださい。
Load command:
/sbin/modprobe scc.o
モジュールパラメータなし
3c501.o)
Load command:
/sbin/modprobe 3c501.o
ip = 0x280 I/O ベースアドレス
irq = 5 IRQ
(自動認識するポート: 0x280、0x300)
3c503.o)
Load command:
/sbin/modprobe 3c503.o
io = 0 (io=0xNNN とすると文句をいわれる)
xcvr = 0 (xcvr=1 で外部トランシーバを使用)
(自動認識するポート:0x300、0x310、0x330、0x350、0x250、0x280、0x2A0、0x2E0)
8390.o に依存
3c505.o)
Load command:
/sbin/modprobe 3c505.o
io = 0x300
irq = 0
自動認識するポート:0x300、0x280、0x310)
3c507.o)
Load command:
/sbin/modprobe 3c507.o
io = 0x300
irq = 0
自動認識するポート:0x300、0x320、0x340、0x280)
3c509.o)
Load command:
/sbin/modprobe 3c509.o
io = 0
irq = 0
(モジュールロード時の自動認識は、EISA 上でしか保証できない。
ISA の ID 認識は信頼できない!ISA バスのマシンで自動認識させる
必要がある場合は、モジュールではなくカーネルに組み込むこと。
3c59x.o)次のカードがサポートされています。
Load command:
/sbin/modprobe 3c59x.o debug=1 options=0,,12
上の設定は次の通り。デバッグメッセージレベル:最小/
最初のカード:10baseT/2 番目のカード:EEPROM の設定/
3 番目のカード:100baseTx 双方向
(注意:カードの順番は PCI BIOS によって設定される)
メディアタイプは次のものが使える
0 10baseT
1 10Mbs AUI
2 未定義
3 10base2 (BNC)
4 100base-TX
5 100base-FX
6 MII (未対応)
7 <デフォルト設定を使用>
8 双方向指定ビット
8 10baseT 双方向
12 100baseTx 双方向
16 バスマスター有効化ビット(まだ試用版!)
デバイスドライバ実装の詳細はソースの先頭にある
wd.o)
Load command:
/sbin/modprobe wd.o
io = 0 (io=0xNNN と指定しないと文句をいう)
irq = 0 (IRQ。EEPROM から読み込む。古いカードは autoIRQ を使用)
mem = 0 (0xC8000 などに共有メモリを強制割り当て)
mem_end = 0 (メモリサイズを強制変更)
(例:32k WD8003EBT 用に mem=0xd0000 mem_end=0xd8000 を設定)
(自動認識するポート:0x330、0x280、0x380、0x240)
8390.o に依存
smc-ultra.o)
Load command:
/sbin/modprobe smc-ultra.o
io = 0 (io=0xNNN と指定しないと文句をいう)
irq = 0 (IRQ。EEPROM から読み込む。古いカードは autoIRQ を使用)
(自動認識するポート:0x200、0x220、0x240、0x280、0x300、0x340、0x380)
8390.o に依存
smc9194.o)SMC 9000 シリーズイーサネットカード用ドライバです。
Load command:
/sbin/modprobe smc9194.o
io = 0 ベースアドレス
irq = 0 IRQ
ifport = 0 自動認識。1 は TP、2 は AUI(もしくは 10base2)
自動認識するポート: 0x200、0x220、0x240、0x260、0x280、0x2A0、0x2C0、0x2E0、
0x300、0x320、0x340、0x360、0x380、0x2A0、0x2C0、0x2E0
デバッグレベルは smc9194.c ドライバコード中で指定
at1700.o)AT1700 サポート
Load command:
/sbin/modprobe at1700.o
io = 0x260
irq = 0
(自動認識するポート:0x260、0x280、0x2A0、0x240、0x340、0x320、0x380、0x300)
e2100.o)
Load command:
/sbin/modprobe e2100.o
io = 0 (io=0xNNN という形でないと文句をいう)
mem = 0 (共有メモリの先頭(デフォルトで 0xd0000)を上書き)
xcvr = 0 (xcvr=1 で外部トランシーバを使用)
(自動認識するポート:0x300、0x280、0x380、0x220)
8390.o に依存
depca.o)
Load command:
/sbin/modprobe depca.o
io = 0x200
irq = 7
(自動認識するポート: ISA: 0x300、0x200
EISA: 0x0c00 )
ewrk3.o)
Load command:
/sbin/modprobe ewrk3.o
io = 0x300
irq = 5
(モジュールでは自動認識できない!
EISA バスでは EISA 認識する。
ISA バスで認識するポートのは次の通り:
0x100、0x120、0x140、0x160、0x180、0x1A0、0x1C0、
0x200、0x220、0x240、0x260、0x280、0x2A0、0x2C0、0x2E0、
0x300、 0x340、0x360、0x380、0x3A0、0x3C0)
eexpress.o)
Load command:
/sbin/modprobe eexpress.o
io = 0x300
irq = 0 (EEPROM から IRQ 読み込み)
(自動認識するポート:0x300、0x270、0x320、0x340)
eepro.o)
Load command:
/sbin/modprobe eepro.o
io = 0x200
irq = 0
(自動認識するポート:0x200、0x240、0x280、0x2C0、0x300、0x320、0x340、0x360)
fmv18x.o)
Load command:
/sbin/modprobe fmv18x.o
io = 0x220 ベースアドレス
irq = 0 IRQ
自動認識するポート:0x220、0x240、0x260、0x280、0x2a0、0x2c0、0x300、0x340
hp-plus.o)
Load command:
/sbin/modprobe hp-plus.o
io = 0 (io=0xNNN という形でないと文句をいう)
irq = 0 (設定レジスタから IRQ を読み込む)
(自動認識するポート:0x200、0x240、0x280、0x2C0、0x300、0x320、0x340)
8390.o に依存
hp.o)
Load command:
/sbin/modprobe hp.o
io = 0 (io=0xNNN という形でないと文句をいう)
irq = 0 (autoIRQ によって、ドライバが IRQ をソフト的に選択)
(自動認識するポート:0x300、0x320、0x340、0x280、0x2C0、0x200、0x240)
8390.o に依存
hp100.o)
Load command:
/sbin/modprobe hp100.o
hp100_port = 0 (I/O ベースアドレス)
(EISA スロットにある場合は EISA 認識すること。
ISA バスにある場合は、0x100 から 0x3E0 まで 0x020 刻みでテスト)
eth16i.o)
Load command:
/sbin/modprobe eth16i.o
io = 0x2a0 (io=0xNNN という形でないと文句をいう)
irq = 0 (autoIRQ によって、ドライバが IRQ をソフト的に選択)
eth16i カードが自動認識するポート:
0x260、0x280、0x2A0、0x240、0x340、0x320、0x380、0x300
eth32i カードが自動認識するポート:
0x1000、0x2000、0x3000、0x4000、0x5000、0x6000、0x7000、0x8000、
0x9000、0xA000、0xB000、0xC000、0xD000、0xE000、0xF000
ne.o)
Load command:
/sbin/modprobe ne.o
io = 0 (io=0xNNN と明示的に指定せねばならない)
irq = 0 (autoIRQ を使って IRQ を設定しようとする)
(自動認識するポート:0x300, 0x280, 0x320, 0x340, 0x360)
8390.o に依存
ni52.o)
Load command:
/sbin/modprobe ni52.o
io=0x360
irq=9
memstart=0xd0000
memend=0xd4000
io=0 として自動認識させないこと
ac3200.o)
Load command:
/sbin/modprobe ac3200.o
EISA ボードなので、自動認識
8390.o に依存
apricot.o)
Load command:
/sbin/modprobe apricot.o
io = 0x300 (他は選択できない!)
irq = 10
de4x5.o)
Load command:
/sbin/modprobe de4x5.o
io = 0x000b
irq = 10
is_not_dec = 0
DEC でないカードで DEC 21040/21041/21140 チップを使用している場合、
1 に設定(EISA と PCI の認識をする)
tulip.o)
Load command:
/sbin/modprobe tulip.o
Documentation/networking/tulip.txt を参照のこと
dgrs.o)Digi International RightSwitch SE-X EISA/PCI 用ドライバです。EISA は 4 つ、PCI は 6 つのイーサネットスイッチとネットワークインターフェースカー ドが、ひとつのボードに載っています。
各ボードの入出力パケットフィルターの設定には「dgrsfilt」というツールを 使います。
管理ツールを使えば、パフォーマンスをグラフィックで表示したり、SNMP エー ジェントの IP/IPX アドレス、IEEE スパニングツリー、エージングタイムを設 定したりできます。ドライバがロードされている状態であれば、コマンドライ ンからも設定できます。
「xrightswitch」というもっと使いやすい管理ツールもあります。
Load command:
/sbin/modprobe dgrs.o
debug=NNN デバッグ表示レベル
dma=0/1 PCI カードの DMA 使用を禁止/解除
spantree=0/1 IEEE スパニングツリーを禁止/解除
hashexpire=NNN アドレスエージングタイムの変更(デフォルトは 3000 秒)
ipaddr=A,B,C,D SNMP エージェント IP アドレス(例:199,86,8,221)
ipxnet=NNN SNMP エージェント IPX ネットワークナンバー
de600.o)
Load command:
/sbin/modprobe de600.o
de600_debug = 0
(ポート 0x378、IRQ 7 (lpt1) コンパイル時に設定)
de620.o)
Load command:
/sbin/modprobe de620.o
bnc = 0, utp = 0 メディアの強制変更
io = 0x378 コンパイル時にも設定可能
irq = 7
ibmtr.o)
Load command:
/sbin/modprobe ibmtr.o io=0xa20 irq=0
io = 0xa20 insmod では自動認識できない
irq = 0
arcnet.o)/usr/src/linux/Documentation/networking/arcnet.txt にある情報
を読んでください。ARCnet のハードウェア情報 arcnet-hardware.txt も
同じ場所にあります。
Load command:
/sbin/modprobe arcnet.o io=0x300 irq=2 shmem=0xd0000
「device=arc1」(2 番目のカード用)や「device=eth0」
(ちょっと気持ち悪い)とすることで、デバイスに名前を付けることができる。
(認識時には次のアドレスを査定する。
基本的なもの:
0x300、0x2E0、0x2F0、0x2D0
その他:
0x200、0x210、0x220、0x230、0x240、0x250、0x260、0x270、
0x280、0x290、0x2A0、0x2B0、0x2C0、
0x310、0x320、0x330、0x340、0x350、0x360、0x370、
0x380、0x390、0x3A0、 0x3E0、0x3F0 )