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- X サーバ、特にハードウェアにマウスカーソルを依存している場合には、
マウスカーソルを拡大化できる大きさに限度があるかも知れません。それら以外ならば
そのような限界はありません。例えば、XF86_S3 3.3 ならば (遅いものの)
512x512 サイズのマウスカーソルが動きます。
- 拡大化されたカーソルフォントの名前は、元のものと同じものでなければ
なりません(
cursor というフォントの名前のことで、
ファイル名は問題ではありません) — この点は、bdfresize が
フォントの名前を変えないので問題ありません。
- 新しいカーソルフォントのディレクトリは、フォントパスのなかでは
本来のものよりも前に来なくてはなりません — この点は
xset +fp で
解決します(この動作の逆は xset fp+ です)。
$HOME/fonts/ の中身の変更は
mkfontdir $HOME/fonts; xset fp rehash の実行後に
立ち上がる X のクライアントに (更に正確に述べるならば、
それも、新たに作られたカーソルに対して) のみ反映します。
xset +fp path は X-Terminal では作動しないかも知れません。
この場合、もし X-Terminal にサポートされているならばフォントサーバが使えますし、
(see the section
フォントサーバの使い方)、
もしくは、(一般的にはあなたのシステム管理者のみが可能ですが)
他の方法で X-Terminalにフォントをインストールすることができます。
olcursor や decw$cursor、
そして、あなたが出会うだろう他のフォントに対しても今回と同じ手法が取れます。
- bcfresize で作られたカーソルフォントは、大きく拡大されると特に、
滑らかな形をしていません。誰かが、ある共通のサイズに関してもっと見ための良い
手作りのものを用意すれば良いのですが。。。
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